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QuickDraw Picture : ウィキペディア日本語版 | QuickDraw Picture QuickDraw Picture(PICT(ピクト))は、Appleによる画像描画ルーチン「QuickDraw」の標準的な画像ファイルフォーマット。ラスターイメージの他に、動画やベクターイメージを表現したりすることも可能である。 その内部はQuickDrawが解読していく命令と実際の画像からなる。基本的に、ベクターイメージや画像の付加情報は命令で構成され、ラスターイメージは各ピクセルの情報がそのまま保存されている。また、ビットマップ(ラスターイメージ)は連長圧縮(PackBits)法で、QuickTimeがあればJPEGやPNGなどにより圧縮されることもある。QuickDrawへの命令を含むため、PICTはメタファイルの一種でもある。 Appleの定めにより、画像を扱うほとんどすべてのアプリケーションはこのファイルフォーマットをサポートしている。また、フォーマットは公開されているため、MacでPICTを扱えるようにするのは容易である。ただし、当然のことながら、QuickDrawの描画命令を埋め込んだ形式は、QuickDrawがなければ扱えるようにすることは難しい。ただ、QuickDrawの描画命令も公開されているので、ビットマップ(ラスターイメージ)を開くだけなら簡単なはずである。しかしながら、PICTに関するドキュメントは少なく、Windowsでは対応していないアプリケーションがほとんど。優秀なアプリケーションならQuickTimeにデータを送って描画してもらい、その結果を受け取って表示してくれるものはある。すなわち、QuickDrawがなくてもQuickTimeで表示することは可能である。 == 外部リンク ==
* QuickDraw Pictureオペレーションコード解説 (目次。英語の情報)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「QuickDraw Picture」の詳細全文を読む
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